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おもいつき:時間の換金場

1、起

人生は時間の交換の連続です

そこには交換効率の良し悪しがあるため平等ではありません。

時計

時間は生まれながらにみんな平等です。

だれでも1日24時間を生きています。

そして私たちは生まれた時から、この時間を交換し続けます。


『時間を有効に使いましょう』なんてことはみんなわかっているし、

それができないのが人間というものです。


24時間有効に変える人なんておらんのです。

だから私は『時間を有効に使える換金場を使いましょう』と考えています。

今はこの思考から発展し『時間を有効に使える換金場を作りましょう』としています。

工場

これが正しい考え方かはわかりません。

しかし考えることは正しいと思います。


 2、時間の換金

(時間はお金以外にも交換するので換金よりも交換という言葉の方が適切な気がしますが、個人的にしっくりこないので換金と呼びます。)

私たちは時間を使って何かを得ます。


アルバイトして1時間で1000円

就職して月173時間20万円

出世して年2555時間で1000万円


勉強して知識

筋トレして筋肉

運動して健康

家族サービスして愛


私たちは生きている限り、時間をある場所で交換して、より物質的な時間交換後のモノを得ます。


この時間をモノに交換する場所を私は『時間の換金場』と呼んでいます。

そして、これはしばしば『環境』という言葉で世間では言い表されていることもあります。

工場で働く人

 3、時間の換金率

1日24時間これはみな平等です。

しかし、時間の換金率は不平等です。

1時間を1000円のアルバイトに使う場合もあれば

1時間を2000円のアルバイトに使う場合もあります。

この1時間で得ることのできるモノの物質的価値の高さを時間の換金率と私は呼びます。

お金

では、単純に考えて換金率の高い時間の換金場を使えばいいのでしょうか。


 4、時間の換金場への入場料

先に時間の換金率について書きました。

しかし、換金場を使うには入場料が必要です。

それは何でしょうか。


それは、換金中に強制的に得る負です。

具体的には疲労・ストレス・不健康・金銭などです。

価値を得るために時間を使っても心が汚染してしまえばそれは無価値です。

疲れている人

週40時間 会社で時間を金銭に換金しますが、そこにはストレスが生じます。

この負のモノこそが入場料です。


時間の換金場での換金効率 = 時間の換金場での換金率 x 時間の換金場への入場料 (a)

私はこのように定義します。


つまるところ時間によって得るものは以下として私は定義しています。

時間交換後のモノ = あなたの時間 x 時間の換金場での換金効率  (b)

                     (換金率x(1ー入場料))


時間の換金場での換金効率、これを私は時間の換金場と呼びます。

先の式より、以下と定義しなおします。

 時間交換後のモノ = あなたの時間 x 時間の換金場 (c)


ここで重要なことは、時間は平等であるが、換金場によって価値が大きく上下するということです。

また換金場は利用する人によっても時間交換後のモノの価値は変わります。

なので、厳密には先の式には不足がありますが簡単にするためこのまま続けます。


その前提にうえ、私の考えをこれから書き記します。



 5、時間の換金場を選択するということ

最近は親ガチャという言葉があります。

これは人生とは生まれた『環境』により、人生の良し悪しが左右されるという考え方です。


先にも述べましたが、この『環境』とは私の呼ぶ『換金場』と似ています。


先に定義した式を以下に引用します。

 時間交換後のモノ = あなたの時間 x 時間の換金場 (c)


子供の頃は時間の換金場を自分で選ぶことができません。

子供は基本的に親から選ばれた、時間の換金場を使います。

例えば、塾や習い事、外国語を学べる場所など

学校

故に、子供は親から選ばれた時間の換金場によって、時間交換後のモノをえます。

親によっては、より価値の高いモノを子供に与えるため、時間の換金場を選択します。


そのため、子供時代の時間交換後のモノを得た価値の高さは、親によって大きく左右される。これは親ガチャという言葉にもにているのかもしれません。


ここまでは子供時代です。


それから私たちは良い会社(良い交換場)に入るために勉強します。

良い交換場には人が集まるため、入場制限があります。

この入場制限を超えるためにみな勉強します。


ここでいう良い交換場とは、

時間の換金効率が良い場所です。

先の以下の定義より、時間の換金率が高く入場料が少ない場所

つまり、1時間でもらえる価値が高く、負が少ない場所です。

 時間交換後のモノ = あなたの時間 x 時間の換金場での換金効率  (b)

                     (換金率x(1ー入場料))


多くの学生は、無意識的にこの良い時間の換金場を目指すために勉強をしていると私は考えています。

本

なぜ勉強をするのか、それは良い時間の換金場を使うためです。

なので、基本的には良い換金場で時間を換金するのが良いと考えています。


 6、時間の換金場をつくる

ここまで時間の換金場をわかりやすくするため会社として説明してきました。

しかし、時間の換金場とは他にたくさんあります。


先の定義より、以下に簡単なものを書きます。

 時間交換後のモノ = あなたの時間 x 時間の換金場 (c)

→ 休息 = あなたの時間 x あなたの寝室


良い寝室で寝れば良い休息を得られます。

そんな感じです。

ベッド

換金場は自分で作れます。

そして、良すぎる換金場が欲しいなら換金場で優遇される利用者になるか自分で作るしかありません。


どのような時間交換後のモノが欲しいかによって換金場の選択や作り方は大きく異なります。


良い換金場を作り、生活費程度の金銭を得ることができれば、あとは世のため人のために価値のあることに時間を換金していくのはいいんじゃないかと思います。


この考えについては今のところここまでですが、もっと掘り下げてそのうち書き出していきたいと思います。



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