１、起

これは私の意思で書いているし、自身の意思で見ているうちは幸せです。

しかし、そうでなければどうだろうか。

　２、意識の認識

幸せとは自身の内側に存在しており、外側に存在し得ない。

外側にあるモノを幸せと感じるのであれば、それは時にあなたに不幸も手渡すだろう。

オカルトやスピリチュアルの世界を除けば、自身の中に認識できるものは少しばかりの血肉骨と溢れんばかりの意思くらいだろう。

　３、意思の湧きどころ

意思とは何によって生まれるのだろうか。

それは、今までに得てきた知識に他ならない。

そして、良い意思があるように、悪い意志があるように

良い知識があるように、悪い知識がある。

悪人には生きづらい法治国家の世の中であれば、

良い知識を身につけ、良い意志が湧いてくるようにすべきだろう。

　４、知識の学び先

生まれた時には家族という組織から学び

学生の時には学校という組織から学び

大人になれば会社という組織で学び

時に過去の偉人たちから学ぶ

私たちは生まれてから成長するその過程であるゆる知識を学び、

それを実践しながら、経験という知識も得る。

そこには、取捨選択も許されない、常識や普通という知識も得る

時に普通という良い知識の変装をした悪い知識もあるだろう。

そういったものに騙されないため、倫理や哲学から原理原則を学ぶべきだ。

悪い知識や意思なんてものは幸せとは反対に位置する不幸である。

仮にそれが役に立ったとて、それは悪魔との契約のように後に不幸をもたらす。

そうならないように、私たちは常日頃から良い知識を学ぶ必要がある。

そして、変装した魅力的な悪い知識に騙されないよう自衛しなくてはならない。

　５、悪い知識

悪い知識とは、時より魅力的に着飾り私たちを誘惑をする。

欲に操られ、悪い知識を用いて私欲のために人を騙す人は多い。

そのように得たモノに幸せなんてものはない。

その生涯はひどく汚れたものになり、意思を汚染され続けるだろう。

悪い意思を持つ人間も幸せになるための意思により行動しているが、

そういった汚染を受けていれば、

そこには幸福を装った不幸しか手元に残らないだろう。

どのような悪人であろうと、

良い知識に出会い、良い人となろうと強い意思を持てば、

その強い意志は善人へと押し上げてくれるだろう。

幸せになるには、自身の内側から湧いてくる強い意思に従う必要がある。

それは良い意思から湧いてくるものでなければならない。

小欲に溺れてはならない。

私欲のために人を騙してはならない。

善人の信頼を裏切ってはならない。

不誠実になってはならない。

良い知識を学び続け、良い意思が湧いてくるようになれば、

あとはそれに従うだけでいい。

悪人はこれみよがしとそれを自慢するが、それに触れてはならない。

私たちはただ善く生きていくだけでいい。

幸せとは自身の内側にあるものであるから。