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外国人雇用が上手くいく会社の特徴6選


今まで100名を超える外国人をサポートしてきましたが、

その中で、外国人雇用が上手くいっている会社の特徴を

私の実践と経験をもとに独断と偏見でまとめました。


これから外国人雇用をされる企業様は参考にしてみてください。

細かく分ければ、国・宗教ごとにもも違いますが、今回は総合的に判断した内容でまとめました。


『外国人雇用が上手くいっている』の定義は、

離職しない、その外国人が人を集める、仕事で活躍する、など総合的に判断しています

OPEN

 1、外国人の直属の上司に留学経験がある

これに当てはまる会社は、100%上手くいっています。

99%ではなく、100%です。


1人目に外国人を採用する場合、もし社内に留学経験のある日本人がいれば、

その人を上司か相談役などに置くことを強くお勧めします。

(国際結婚している人がベストですが、ほとんどいない思うので留学経験としました)


かといって、『留学経験のある人間なんて社内にいねえよ』

という所がほとんどかと思いますので、

その場合は、外国人と直接の接点を持った経験のある日本人を置くのがおすすめです。


それもいなければ、なんでもOKというような器の広い方がいいです。

逆に、全て日本に合わせろと考えを持つような方はおすすめしません。


理由は長くなるのでザックリですが、

違う文化の人とコミュニケーションをするには

『双方が寄り添う』ことが最も大事だからです。

上記の人は、肌でそれを知っているので、上手くコミュニケーションができるためです。

面談


 2、昇格の予定をザックリでも説明できる

『うわ〜、こんな値上げの時代にそんなん無理に決まっとるやろボケ』

という方が大半かと思いますが、まだ閉じないでください。


大手企業は制度化されているので簡単ですが、中小は難しいので、その場合は、

『この仕事を覚えたら、サブリーダーにするで』

『入社から2年たって、仕事いい感じやったら副店長にするで』

『5年で部下から認められたら、店長にするで』

などザックリでも良いので、役職を付けることを伝えて、必ずそれを実行してください。


実行しない場合は、基本的に退職すると思った方がいいです。


色々と理由はありますが、ザックリ代表的ものは

・キャリアアップ思考が高い(相対的に日本人がめっちゃ低い)

・両親に自慢できる

・モチベーション上がる


ここで大事なのが、昇格に応じて昇給もしたほうがいいですが、

中小ではキツいと思うので、その場合は最低でも役職だけでも付ける事をおすすめします。


しかし、日本人でも同じですが、

仕事の評価がされないと感じれば、辞めてしまうので、

昇給できるくらいに教育して、稼げるようになったら必ずその分を還元するようにしてください。


安く人を使おうとすれば、長続きせず莫大な採用コストがかかるうえ、

営業時間が狭まり売上・利益が落ちてしまうので、

両手に電卓持って判断してもらえればと思います

会社とは人であり、成長させてなんぼだと思います。

コミュニケーション

弊社がサポートしている会社でそれが上手くいっている企業は、

1年で1人目の外国人社員を店長にして、

その外国人店長が留学生アルバイトを集めて

気がつけば1店舗は外国人のみで運営しています


そこの会社は、経営者と直属の上司が外国人に理解あるので早かったですね。


 3、留学生アルバイトから社員登用

日本人もですが、新卒採用で就職してからのミスマッチは起こります。


なので、まずはアルバイトなどを通じて働いていただき、双方が良い思った方であれば、

基本的にトラブルにならないので最初はこの採用方法をお勧めします。


アルバイトが社員になりたいと思ってもらえるような風土作りは大事だと思います。

そうはいっても『アカンうちの子は事務職希望やから無理やわ・・・』

ということをよく言われてきました。


しかし、外国人の就職活動は難易度が高く、優秀な方でも就職できないケースは多いです。

なので、諦めずに選択肢として提示し続けるとよいと思います。

弊社もそれで採用してきた外国人スタッフは多いです。

留学生


 4、学校と関係を持つ

留学生アルバイトを採用したら、そこの学校の就職科に連絡とりましょう。

学校は、外国人の働き先を必死に探しているので、歓迎してくれます。


求人者の情報を出してくれるようになりますし、

学校から紹介された人材であれば、安心できるのでお勧めです。


逆に人材紹介会社などは、学校と違い人材を見極める時間が極めて短いので、

トラブルを抱えている人材などを見抜くことが困難です。


なので採用ルートは学校からをお勧めします。

お金もかからないですので。


忙しいと思いますが、学校への電話一本で多くの求人者を確保できる可能性が高いです。

人さえいれば、忙しいことも任せて次のステップに進んでいけると思います。

学校


 5、在留資格(通称:ビザ)について相談できる

外国人が働く上で、給与や休みよりも、一番気にすることです。

自社に担当者を置くでもいいですし、うちのような外注先に任せても大丈夫です。


外注する場合に大事な事は、

外注先がしっかりと外国人の相談に対応してくれるかを見極めましょう。


外国人からよく質問になる『社員になるための、在留資格は大丈夫ですか?』

これに対する答えは用意しておくことをお勧めします。


 6、外国人が知人にオススメしてくれる会社

時間はかかりますが、これは全ての会社が目指すべきです。

この状態になれば、外国人の求職者ががめっちゃ集まります。


方法は、とりあえず先ずは上記に書いてあることから実行していけば大丈夫です。


弊社の外国人スタッフも、その流れで優秀な外国人スタッフを多く雇用してきました。

今後の日本社会は労働力競争になるので、

それを先手を打って確保することは大事な経営判断だと思います。

外国人

外国人雇用を簡単にする。イノウエ

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